2018年12月20日木曜日

PC用座机の制作

2018.November.24.

 3連休の中日の今日は快晴。かねてから思案していたPC用の座卓を制作した。

 幅56×奥行34×高さ22cmのキャンプ用ミニ折り畳みアルミテーブルをPCデスクとして使用してきた。4月に転居してから約7か月も頑張ってきたが、視線が下になるのと低いので腰が痛くなるので限界であった。そして何より狭い。光学ドライブを開く度にマウスを弾き飛ばす。掃除の際はテーブルごと移動させないと掃除機が入らない。膝がぶつかる。
 このテーブルのサイズは幅90×奥行47×高さ31cmである。アルミの足とフレームなので驚くほど軽いのだが、やはり後2年ちょっと毎日使うには厳し過ぎる。

キャンプ用アルミテーブルでPCを使用してきた。

 宮古島唯一のホームセンターであるメイクマン宮古島店に行ってホワイトウッドの830円の板材90×23.5×2を3枚、2本セットで772円の折り畳み脚を2セット、その他手持ちが無くなりつつあるステンコースレッド等を買ってきた。
 かかった材料費は4,236円+αである。


ホワイトウッドの板材とスリム角脚

ホワイトウッドの板材とスリム角脚
これがメインの材料。

 ホワイトウッド2枚はそのまま天板として使用する。残りの一枚は2枚の天板を継いで足を取り付ける部材として利用するのでドレメルのSAW-MAXでカットする。
 沖縄本島の自宅に電動丸鋸を置いてきて、SAW-MAXを持って来たのは正解であった。ドレメルのSAW-MAXはこういうちょっとした加工にうってつけである。コンパクトで取り回しが良く、切断面がきれい、刃を替えるとちょっとした金属や石材にも使用可能。ただし、刃の径が小さいので深くは切断できないのが玉に瑕。
 
ドレメルのSAW-MAXでホワイトウッドをカット。
その後、ディスクグラインダーでペーパー掛けした。


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 天板となる板材を裏返して部材を両端にコースレッドでビス留めする。この後、折り畳み脚をビス留めして組み立て完了。折り畳み脚は使用時に天板からはみ出さない位置に取り付ける必要がある。本棚や壁などに机をくっつけて配置した時に足がはみ出していると邪魔になる。

 接着剤を入れると強度も増すのだが、今後分解し再利用することもあるかも?と考え、ビスだけでの組み立てにした。

2枚の天板を固定し、足を取り付ける基台となる部材を
コースレッドで取り付ける。

「スリム角脚」をビス留めする。

 組み立てた座机はなかなか頑丈であった。ただし、若干高さがあり過ぎたので、ディスクグラインダーに切断砥石を付け脚先のキャップを外して脚を短く切断した。切断面はペーパーディスクを付けたディスクグラインダーできれいにして、キャップを被せれば調整終了。

組み上がった座机。

部材と脚の取付状況の拡大。

 ホワイトウッドは白くて木目のきれいな軽量木材である。白いと美しいが、水を吸い易く、汚れも目立ちやすい。汚れ防止のために、天板の上面と側面にだけ手持ちのウレタンニスを軽く塗った。

 カンペハピオの油性ウレタン着色ニスがこれまで使った中で一番使い易い。「着色」ニスなのに「とうめい」とは? それは置いといて・・・。
 刷毛を持っていないので、ウエス(ぼろ布)を切ったもので天板に塗料を刷り込むように塗った。約2時間ほど天日乾燥し完成である。

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 キャンプ用折り畳みアルミテーブルと入れ替えてPCを設置する。
 うん。広い。高さもちょうどいい。
 
 部材をカットした時に出た端材で、ついでにPC傾斜用の枕を作った。PCの底面に隙間を開けて放熱しやすくするのと、キーボードの入力をしやすくするためである。(私はPC-8801の頃から未だにかな入力である。)

完成したPC用座机。

 今回も作って楽しみ、使って楽しめる工作であった。

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