2018年4月2日月曜日

MG-TRAIL オイルランプミニ

2018.February.24.

 Amazonで「オイルランプミニ【MG TRAIL】キャンプの雰囲気作りにアルミ削り出しアルコールランプ アロマキャンドルにも (金色)」なる物を見つけた。サイズ的にキャンドルランタンのインサートに使用できそうである。


 送料も無料なので入手してみた。

MG-TRAILオイルランプミニ
MG TRAILのオイルランプミニ。

 実は「キャンドルランタン オイルインサート」より前にこちらを購入していた。
 燃料タンク部のサイズはノギスで実測すると内径23.75mm、深さ28.00mmである。つまり約12.4ccである。もちろん上部ぎりぎりまで燃料は入れられないし、芯(オイルライターのウィック)も浸かるので8~10ccが限度か?

 「キャンドルランタン オイルインサート」で燃料の漏れないキャップを工夫したのでその応用でこちらも燃料を漏れないようにしてみた。

MG-TRAILオイルランプミニ
MG TRAILのオイルランプミニ。
ちょっと拡大。


 本体上部と下部の燃料タンク部の接合部はネジ式でゴムのパッキンが入っている。しかし、キャップと本単との間にはパッキンはない。

 さらに本体上部の火口の横には空気穴がある。

MG-TRAILオイルランプミニ
芯の右下に見える小さな穴が本体上部の空気穴。

 燃料を入れたまま運搬した場合、漏れるのはここが一番だろう。

MG-TRAILオイルランプミニ
キャップはネジ式。


 「キャンドルランタン オイルインサート」と同様、PVC発泡シートを使い、空気穴を抑え込むパッキンを作成した。

 各部のサイズをノギスで測る。
 ① キャップ内径22.70mm、深さ10.00mm。
 ② 本体火口の突起の基部8.00mm、ネジ部深さ4.00mm。

 4mm厚のPVC発泡シートを2枚重ねにして平パッキンを作った。

MG-TRAILオイルランプミニ
PVC発泡シート。

MG-TRAILオイルランプミニ
作成した平パッキン。

 平パッキンの中央の穴は火口の中央突起部だけを包み込むサイズ。空気穴のある平たい部分はパッキン全面で抑え込む。

MG-TRAILオイルランプミニ
火口と平パッキン。

 平パッキンの形の修正をリューターとサンドペーパーで行った。

MG-TRAILオイルランプミニ
パッキンの外周を少し削った。


 完成したパッキンをキャップに嵌める。

MG-TRAILオイルランプミニ
キャップにパッキンを嵌める。
ぴったり。

 これで完成。

MG-TRAILオイルランプミニ
完成。


 キャップを閉める時には丁寧に嵌める必要があるが、1時間程度燃料を入れたまま横倒しにしていたが漏れは見られなかった。

 今回は1回で成功である。

 このMG TRAILのオイルランプミニはキャップをしたままキャンドルランタンの内部に入れられる。使用時には外したキャップはオイルランプの下に入れてセットすると紛失する心配もない。
 燃料を8分目入れて使用してみたが燃焼時間は1時間と少しであった。2時間までは厳しかった。芯の出し量、燃料の入れ方で2時間を目指せるかもしれない。燃費より光量を優先するランタンとしてはどうかと思うが・・・。

 メーカーに要望があるとすると、ほぼ同じ構造でオイルインサートを作ってもらえるとある意味ヒットするかも知れない。UCOのオイルインサートはいつも売り切れ状態であるし、材質のプラスチックが溶けるという報告も見かけるし、何より高価である。雪丘工房のオイルインサートは欲しいが手が出ない。隙間産業とは言わないが欲している人はある程度いると思う。

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