2016年8月14日日曜日

「チチワ(エダス用)」で物干し竿の改良

2016.Aug.14.

 釣り人なら知っている糸の結び方に「チチワ」というのがある。

 調べてみるとチチワには2通りあり、こちらはエダス用のチチワということらしい。



 日頃、物干し竿にハンガーでシャツをいくつもぶら下げて干すと、風の勢いでハンガーが竿を滑り、風下に固まってしまう。これでは通気性が悪くなり、なかなか乾かない。

 100均に昔のTVのアンテナケーブルの平行フィーダの間に穴が開いたような物干しロープが売っているが、材質が弱く、紫外線で劣化し切れやすい。

 丁度、手持ちのロープがあったので、等間隔にわっかを作ろうと思った。



 では、エダス用チチワの結び方である。下の写真の①~⑦を参考にしてください。

① ロープの任意の場所を決める。

② わっかをひとつ作る。

③ かっわのロープが重なっている場所をねじる。

④ 3~4回ほどねじる。

⑤ ねじった中央にわっかの先端を通す。

⑥ 通した先端を引っ張りながら、ロープの両端を引く。

⑦ 結び目を固く締めながらロープを引く。
これで完成。


 我が家の物干しはステンレスの物干し竿だけでなく、農業用の鉄パイプも利用している。ただ、この鉄パイプは細いので、折り畳み物干しハンガーをいくつか掛けるとパイプが曲がる。
 毛利元就ではないが、三本の矢でなく2本のパイプにすると結構の強度が出る。

 チチワをたくさん作ったロープでチチワ毎にパイプを巻くと良いはずだ。

左は農業用鉄パイプの2本組。
右はステンレス物干しと、農業用鉄パイプ。

 ロープの端はクラブヒッチ(とっくり結び)をふたつで固定。チチワのすぐそばでハーフヒッチ(ひと結び)を繰り返す。まあ、これで緩まないはず。

 これらの結び方は、ロープをコマ切りにしていないので何度でもやり直しが効く。不要になったら外してしまえばまた一本の長いロープとして再利用ができる。

庭側と家屋側の両方に
チチワロープを施した。

チチワの使い方。

 朝食前から作業して完成。シャワー浴びて休憩。気づくと家内が早速洗濯物をチチワに掛けていた。

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