2020.February.08.
先日コンビニでUCC上島コーヒーのフィルム巻き缶で、背の低いコーヒー飲料を見つけた。迷うことなく購入した。
帰宅後、前回作ったアロマポットと並べてみると絶妙な缶高である。
改良型を2つ制作した。(左から2つ) |
缶の肩の高さがウォーマー部の最上部として利用できそうである。缶の肩部の円錐部でポット部の足を嵌め込めそうなのである。
まずは缶の底の直径を計測する。その径で缶の肩部に位置決めをする。
缶底部の直径を計測。 |
缶肩部に缶底径と同じ場所を決める。 |
切断線と穴あけ位置をマジックで書き込む。今回はウォーマー部側面に面白い顔をいたずら書きした。
楽しそうになる顔を書いてみた。 |
肩部の線が切断する場所。その下が排気孔の位置。 |
ドリルで下穴を開けて、ステップドリルでその穴を大きく広げる。最初から太いドリルで穴を開けるとアルミが薄いので穴が変形して綺麗な穴にならない。また、缶の上部を切り取った後だと缶がフニャフニャになりドリルが上手く入らない。缶胴の側面に穴を開けた後で缶の上部を切り取るのがコツである。
ドリルで下穴を開ける。 |
ステップアップドリルで穴を広げる。 |
顔の口はリューターのダイヤモンドディスクで切り開け、その後ダイヤモンドビットで整形して仕上げる。排気孔の丸穴もバリ取りはダイヤモンドビットで仕上げた。
缶上部の肩部は缶底部径より少し小さめに切ってから少しずつ削り下げていく。何度も缶底部を嵌め込み、2段目の位置で止まるように調整した。
ウォーマー部の上部。 |
側面の顔。 |
ポット部底には3つの段がある。 |
ポット部の下から2段目の位置で止まる径にする。 |
ウォーマー部とポット部の取り付け状態。 |
なかなかいい感じ。 |
完成したので早速試運転。
早速、水とアロマオイル、 キャンドルをセットし試運転。 |
少し暗めに撮影。 |
もう1セット分空き缶があったので同じ構造で作ってみた。
今回は吸気孔と排気孔だけのシンプルなものである。
底部の吸気孔と上部の排気孔だけのシンプルモデル。 (左端) |
4つ並べて。 |
4つも使うのでアロマオイルは少なめに。 |
沸騰はしないが、ポット底には水蒸気の泡ができる。 |
ポットとウォーマーの接合部の クビレが綺麗。 |
顔もいい笑顔である。 |
ちょっと暗めに。 |
自作アロマポットの側面アップ。 |
今度は納得のいくものが出来たと思う。デザイン的にも完成度的にも今回制作した2つは長く付き合えそうなものになった。ただし素材がアルミ缶なので乱雑に扱うとすぐに凹んだり歪む。大切に使っていこう。
[自作 アルミ缶 アロマポット アロマウォーマー]
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