2022年10月17日月曜日

チタン先割れスプーンに刃を付ける

    2022.August.27.

 Amazonで「COOK'N'ESCAPE チタン 多機能先割れスプーン」なるものを購入した。

 先割れスプーンは私達が小学生の学校給食では当たり前の食器だった。中学からは給食は無く、牛乳給食だけだった。

 購入したチタン製の先割れスプーンは肉厚で丈夫そうだが、その分、肉類は切り難そうである。スプーンの一部を削って刃を付ければ解決しそう!とやってみた。


軽くノコ刃にしてみた。



 COOK'N'ESCAPE チタン 多機能先割れスプーンの全体写真が下の写真である。

COOK'N'ESCAPE
チタン 多機能先割れスプーン


 柄には栓抜きなども付いている。ガラス瓶に王冠なんて今時、探して見つかるものではなくなってしまった。

 スプーンの匙(さじ)部分は結構肉厚なので、フォークとしても刺さりにくそうではある。おいおい使用してみて改良しようと思う。

 で、まずはナイフ機能の付与である。

スプーンの先端



ちょっと拡大。
肉厚のチタン素材。



 リューターに回転砥石を付けて、匙部分の一辺を削る。私は右利きなので、この部分だけで充分。

 匙部分の凸部、凹部共に少しずつ刃を付けていった。ただし、食器なので口を切るほどには鋭利にはしない。

 
匙の凸側から見たところ

匙の凹側から見たところ


 刃の片面に波模様を入れて切りやすくなるかも?とやってみた。ただし、刃先は丸くしたままである。


波模様を入れてみた。


綺麗な仕上がりでない



 匙にマジックで印を入れてやっていたのだが、リューターの力加減が難しく、綺麗な等間隔の波模様が入れられなかった。極めて残念な仕上がりである。


刃先は口を切らないように丸めてある。


 とりあえず、硬いステーキでなければ切りやすくはなった。先割れスプーンにそれ以上を求めるのも違う気もする。和食は箸で食べるのを前提として細かめに調理してある。先割れスプーンも調理段階で小さめにしておけば問題はない。


 そう言えば、若い子に「匙(さじ)」と言うと伝わらないことに気がついた。「匙って何?」と返されるのである。大匙一杯、小匙一杯とかは未だに言葉として残っているはずなのにスプーン=匙というのが消えつつあるようだ。アイスクリームに付いてくる「片木(折ぎ)の匙」などは死語なのだろうか?

0 件のコメント:

コメントを投稿